性的しらふと責任

 SCAの目的についての声明で、私たちの目的は性的しらふの状態にとどまることであると書かれているが、これは私たちが独身主義や、セックスを絶つことや、禁欲することを主張しているという意味ではない。むしろ、私たちの目的は、私たちの生活の中に自分の性を健康な要素として統合することにある。

 私たちが性的しらふという言葉を使うのは、この言葉が心の明晰さというより深い意味合いを持つからである。しらふであるとき、私たちは性の選択をしている。強迫的・依存的であるとき、私たちは性的行動に追いやられている。

 責任のある性は、現在のところ、とりわけ「安全な」もしくは「より安全な」セックスの点から、推奨されている。この言葉の使い方において、責任とは行動するということである。SCA は行動修正プログラムではない。私たちは、このプログラムの霊的な生き方の中で経験した自由の結果として、自らの行動を変える。12 のステップに取り組み、プログラムの道具を使いながら、私たちは、強迫症により束縛されるよりむしろ選択をするために自らを解放する、しらふな心の明晰さを達成する。自分たちの意思と生き方を、ハイヤーパワーの配慮にゆだねることで、以前には使うことができなかった選択をする強さと勇気を受け取る。SCA のプログラムは、私たちの関心を、不健康でしばしば危険な、やめたい性的行動ではなく、強さ、賢さや受け入れることの源に向けさせ、選択をする自由とともに、私たちに力を与えてくれる。しらふな選択をするとき、私たちは性的に責任がある。私たちは自らの生き方を変え、ビッグブックに書かれている「12 の約束」を経験する。

 性的しらふの定義は、自分たちの生き方への責任を引き受ける個々人の義務を尊重している南カリフォルニアSCA フェローシップで取り入れられた。それは以下の通りである。
「性的しらふは、自分たちのセクシュアルリカバリープランを忠実に守る個人に関して定義されます。セクシュアルリカバリープランは、ハイヤー・パワーともう1人のSCAプログラムのメンバー(スポンサーが好ましい)と分かち合った文書による計画で、今日一日を測るものさしです」